『嫌われる勇気』を読んでいる その1
ブックオフで 『嫌われる勇気』を、買ってきた。
アドラーの教え。
生きるの辛いなぁ、もうやだなぁ、いつまでこの無理ゲー続くんだろう、ってモヤモヤ生きてる人たちのために、
アドラーが教えてくれること、が書いてある。
全部読んでないので、アドラーが何を思ってアドラー心理学なるものを考え出して世に広めたのかわからないけれど、
途中まで読んで私が感じるのは、この心理学は、アドラーからの"励まし"だ。
つらいつらいと嘆く人たちへ、「そうでもないよ、こう考えたら楽になるよ」、という知恵を教えてくれているものではないか。
頭の良い人たちは、どんどんこういう知恵を書き残して欲しいと切に願う。べつに心理学者だけじゃない。仕様やトラブルシューティングも書いてある取扱説明書みたいなものだ。もちろん、読んだだけじゃ解決はしないし、本の中に答えはないんだけれど、取扱説明書とか、字引という基本のものがあってこそ、それらのツールを使って、自分なりに工夫し、少しでも解決に近づくことができると思う。
最近読んで、知恵の宝庫ー!と嬉しくなったのは
こちら
pha 『がんばらない練習』
読んでみて、私が書いてるのか?と思った。
そして、私が全然対処できてない自分のダメなところによる不具合を、うまく処理するやり方が書いてある。
人の声を聞いたり物音を聞くだけで精神に響く。結構きてるな。そんな時は意図的に生活リズムを夜型にするようにしている。そうするとなんだかちょっと気分がマシになる。調子の悪さを生活リズムを崩すことで受け止めてるというか、車が衝突した際にあえて外殻が壊れることで衝撃を吸収して中の人間を守るように、壊れてもいい部分をある程度壊すことによって本当に大事な部分を守るのだ。
この部分の説明がとても秀逸だ。あるある、なんだか知らないけどちょっと体に悪いことをやってみちゃったりすること。その理由をこんな風に説明できるなんてすごい!やはり頭のいい人は説明が上手だ…とか感心するのだ。なのでphaさんには今後も書いてもらいたいんだけど、ブログに書くことがなくなった、とか書いてあったからどうかな。
『嫌われる勇気』は
悩める青年と、哲学者いわゆる哲人の対話形式で書かれていて読みやすいです。
(ちなみに読む前にYouTubeで説明してる動画見ちゃったけどね…)
哲人が、話すために訪ねてきた青年を友人と思っているというところ、とてもいいと思った。