mosmosh’s diary

メンタル弱いなりの生きる練習日記です。

揚げパンとビニール袋

好きだった給食のメニュー。

 

  1. きなこ揚げパン
  2. ナポリタンとコッペパンとプロセスチーズの組み合わせ

 

 昭和60年代。

 給食のときはお箸を持っていかないといけない日があった。子供だったので詳しくは覚えてないのだけれど、給食のメニューの表に、お箸の日が書いてあり、自分で持っていかないといけなかった。

 学年があがると持参しなくても給食時にはお箸が用意されるようになった。給食というと、”メニューに合わせて持っていかないといけないものがある”というのが私の思い出だ。

 

 好きだったメニューのひとつ、きなこ揚げパンの日は、”ビニール袋”を持っていかないといけなかった。揚げパンにきなこと砂糖がまぶしてある、とっても甘くておいしいメニュー。でもそれを手で掴んで食べたら、手がきなこまみれ、砂糖まみれのベチョベチョになってしまう。そしてベチョベチョの手で食器を触り、机を触り、椅子も、教室中の何もかもをベチョベチョにしてしまう・・・・

 それを防ごうというので大人たちが思いついたのが、この、ビニール袋持参作戦ではないだろうか。まず、ビニール袋に手を突っ込む。それからビニール袋をはめたまま揚げパンをつかむ、口に運ぶ、頬張る。ああ、幸せ。(揚げパン食べたくなってきたな・・・・)

 食べ物を、箸やトングなどの道具ではなく、素手でもなく、ビニール袋で掴むというのはなんとなく違和感があり、大人になった今でも、使い捨てのビニール手袋で食材をつかむときはなんだかやってはいけないことをしているような変な感じがする。でも、揚げパンの時だけはいい。ビニール袋を使うのがいい。このビニール袋の思い出のおかげで今もベタベタにならずにおいしい揚げパンを食べられる。

 給食と言えば、揚げパン、とビニール袋である。

 

 2つ目のナポリタン、コッペパン、プロセスチーズについて。

 まず、コッペパンを縦方向に半分に切り目を入れる(もちろんナイフなんか学校にないから素手で)。切り目にナポリタンを入れる。ついでにプロセスチーズもはさむ。このプロセスチーズは、魚肉ソーセージのミニチュア版といって感じで、人差し指くらいの大きさだったろうか、とにかく細長いので挟むのにもってこいだった。

 はい、ナポリタンドックの完成。焼きそばパンのナポリタンバージョンです。

 あぁ、おなかすいてきたな。給食、おいしかったな。

 

 

Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」

Oisix(オイシックス)×はてなブログ 特別お題キャンペーン
by Oisix(オイシックス)